生活バスよっかいち 「生活バスよっかいち」の概要


「生活バスよっかいち」とは

まちを自由に動きたい「住民」と、住みやすい地域づくりに貢献したい「企業」と、たくさんの方にご利用いただきたい「バス事業者」のハートで成り立っています   この地域は公共交通機関として、三重交通バス垂坂(いかるが)線(近鉄四日市駅前~垂坂公園)が昭和20年代より運行されてきました。しかし利用者減少によって、平成14531日をもって廃止となりました。

廃止された路線の沿線である羽津いかるが町において、平成144月住民を対象にアンケートを実施した結果、回答者152人では、「買い物・病院へのアクセス手段がなくなるのは困る」という意見が圧倒的であり、新たな公共交通機関が必要でありました。

単に車を使えない、あるいは使いにくい住民の生活が充実するだけでなく、地域の新たな公共交通のニーズを開拓するという目標を掲げ、バスを活用した新しい生活スタイルの確立と地域の活性化を目指すため、「生活バス四日市」の運行に取り組みました。

従来の公共交通運営の仕組みとは異なり、地域住民が主体となり、地域企業等の協力(パートナーシップ)を得ながら、地域自身が求める公共交通を自分たちの手で企画・運営しています。

 

運行概要

運行経路 スーパーサンシ~東垂坂~いかるが~別名~四日市社会保険病院~大宮町~かすみがうら駅
運行時間 午前8時~午後6時台
運行本数・運行間隔 15.5往復・2時間間隔
路線距離 9.5km (2007/5/1改正により延長) 運行開始時は8.4km
停留所数 31箇所(約200300m間隔)停留所以外での乗降は不可
運行日 5日間(月~金<祝日・振休も>)運転
運賃 1乗車100円。(回数券・定期券<応援券>あり)
バスの運行 三重交通四日市営業所へ運行委託。バス29人乗り1台。
利用者数 平均90~100人/日

 

運営資金

利用者の方々からいただく運賃と、沿線の協賛事業者様よりいただく賛助金、市からの補助金により運営しております。

 

生活バスよっかいち 関連リンク

「広報よっかいち」2002年12月上旬号の記事

規制緩和後の自律的な地域公共交通形成のためのボトムアップ型運営方式に関する研究(高須賀様)
 名古屋大学大学院環境学研究科修士論文 2002年度


生活バスよっかいちホームページへ